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Seminar

インクルーシブデザインWS終了レポ

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インクルーシブデザインWSに行ってきました!
各障害者の方をリードユーザーとして迎え、各5〜6人のグループでいろいろ勉強するというもの。

今回リクリと共催の京大インクルーシブユニットが毎月されているWSの一貫として、11月は携帯電話のプロトタイプを作るという内容でした。

わたしたちのグループは弱視者の方を迎え、こーんなプロトタイプを作りました!

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解説とワークフローは以下のとおり。

気付きの共有

リードユーザーが携帯を使っているところをみて、とりあえず気付いたことをふせんに書き出す。そして、それをまとめて整理していく。

ユニバーサルデザインとインクルーシブデザイン

いろんな使い手がいるわけで、一般の方のみを対象にすると絶対不便に感じる方はいるし、逆に障害者のみを対象にしても、不便に感じることは多々ある(インクルーシブデザイン)。ましてや全員を対象にすること(ユニバーサルデザイン)はむずかしい。

だが、インクルーシブデザインを考えることで、ユニバーサルデザインを顧みることはできる。ひとつの体験をすることで、全員が便利で使いやすいものを考えられるはず。

WSを行うにあたって、次の4つのフローで行う

フェーズ1.書く(30分)

とにかく話の中で出たキーワードをふせんに書きまくる。そして、それを系統立ててまとめる。といっても、系統立てるのが意外とむずかしい。
なんだかぐちゃぐちゃのまま次のフェーズへ…

フェーズ2.描く(30分)

1.のふせんをもとにどんなものにしていくかを描いていく。スケッチ。

フェーズ3.つくる(30分)

いろんなツールを使ってプロトタイプをつくる。

フェーズ4.魅せる

しっかりプレゼンをする。

うちのグループでは、リードユーザーの方にどんな形が使いやすいかをヒアリングして、わりと商品化も(勝手に)見込んだものにしました。

わりと障害者の方って、楽々フォンとか安心フォンとか、読み上げ機能があらかじめ入っているようなものしか対象にされてないので、スライド式があることを知らなかったり、うすくて軽いのも持ったことがなかったりする。

うちのグループでは弱視の方だったので、画面は大きいけどボタンも大きいほうがいいということでスライド式に決定。

ヒアリングして盛り込んだ機能

  • 読み上げなどのナビゲーションは必須。
  • 戻る/電源オンオフは数字とは別の形状に。
  • 5のとこにあるポツも小さくてわかりにくいので、1,3,5,7,9と決定ボタンにポツをつける。
  • スライド部分がわかりやすいように、スライドさせる真ん中のところを凹ませる。
  • 内蔵イヤフォン付き
  • 携帯がどこにあるかわからなくなることがよくあるので、「おーい携帯ー!」と呼ぶと「はーい」と答える機能w

などなど。

それでできたモックが上記写真です。なんとか完成ー!
ボタンを少し盛り上げた上にスライド式なので、上の液晶をブリッジ式にしてます。(メーカーと要相談w)

いつもとは違う視点で考えることができ、刺激になりました。
メインでいろいろしてくださった、TRANSのあらたさん、ありがとうございました。
次はまたみんなで、WebサイトのインクルーシブデザインWSをしたいですね。

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by tommmmy at 2008-11-21-Fri 13:20 in Seminarこのエントリーをはてなブックマークする このエントリーを含むはてなブックマーク

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Comments(3)

ええ声 said...

はじめまして。
多田さんのところから飛んできました。
やっぱり、デザイナーさんらしいブログらしく、一言で言えば「なんか見やすい」ですね。

今回は弱視者の方が使いやすい携帯を、デザインの面から考えられたんですね。
「不便」から「便利」にする作業は大変そうですね。
頑張ってください。

at 2008-11-22-Sat 12:15

tommmmy said...

■ええ声さん
コメントありがとうございます!
デザイナーとしてやっぱり「見やすい」ものを作るのがおしごとですからね。
今回のもそうですが、弱視者の方にやさしい=当然一般の方にもやさしくなっちゃうので、一石二鳥ですよ!
また遊びにきてくださいね~

at 2008-11-24-Mon 14:44

said...

You are my inspiration , I have few web logs and very sporadically run out from to brand.

at 2016-09-26-Mon 19:21

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